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ギフト株式会社

アウターブランディング

人生をかけたブランドをともにつくる。

CLIENT
伊賀焼窯元 長谷園×siroca
受賞
2018年 グッドデザイン賞ベスト100
2020年 iF GOLD AWARD(デザイン:siroca株式会社)
成果物
商品名 タグライン ブランドムービー ブランドブック レシピブック 商品パッケージ

OVERVIEW

土鍋炊飯器「かまどさん電気」は、伊賀焼窯元 長谷園の炊飯土鍋をそのまま使った電気炊飯器です。火加減や時間管理など手間がかかっていた土鍋炊飯を、ボタンひとつで誰でも手軽に安全に行うことが可能に。オール電化のご家庭でも、直火炊きと同じ土鍋のおいしいごはんを味わうことができます。2018年3月発売以降、そのおいしさはお客様に評価され続け、メディアやSNSで人気を集めています。

一人でも多くの人に“本当においしいごはん”を食べてもらいたい、という想いから開発が始まりました。試行錯誤のうえ完成し理想のごはんを炊く道具として認知を得てきた長谷園「かまどさん」ですが、オール電化の家庭やガスを使わないお年寄りの家庭などに、その味を届けられないという課題がありました。その課題を解決し、さらに“難しそう”“お手入れが面倒”という土鍋炊飯に対するハードルを取り払い、より多くの人に土鍋で炊くおいしいごはんを届けるために作られています。

社運をかけた商品をともに進めてくれる
仲間を探していた

土鍋炊飯器「かまどさん電気」は、4年半の開発期間を経て生まれた商品です。この商品がやっと形が見えてきた頃、この商品のブランディングが必要だ、とシロカ株式会社のプロジェクトマネージャーの方が、マーケティングや販売促進だけでなく、この商品の中核価値をともに見える化し、価値を伝えるところからお客様に届くところまで、ともに伴走してくれるブランディング会社を探していらっしゃる中で、弊社とご一緒することになりました。今までの炊飯器の概念を覆す斬新なデザインの炊飯器であること、家電メーカーと伊賀焼窯元という異色のコラボ、シロカ株式会社として社運をかけたゼロイチ開発の商品と様々な側面の数多い魅力を、どのように整理してどのようにお客様に伝えるかがキーとなりました。

商品に向ける2社の熱い想い

まず、2社からこの商品を開発するに至った想いをヒアリングすることからプロジェクトはスタートしました。伊賀焼窯元 長谷園は、“作り手は真の使い手であれ”という精神のもと、長谷園の伝統や技術を継承するとともに、時代を見据え、自分たちも柔軟に変化・成長していかなければ先はない。そう考え、何年も前から炊飯土鍋「かまどさん」を使った電気炊飯器を作ろうと試行錯誤されてきました。

一方シロカ株式会社は初めての炊飯器カテゴリへの参入というメーカーとしての挑戦と、調理家電を中心にお客様の「こころ豊かな暮らしを築く」の理念のもと、日本人の主食であるごはんをどうしたらおいしく炊けるのかを研究されている中、長谷園が提供している炊飯土鍋かまどさんに出会い、これを炊飯器にするしかない!と、熱烈なオファーを長谷園にされたことが今回の協業のきっかけでした。

見えてきたのは、「一人でも多くの人に“本当においしいごはん”を食べてもらいたい」という共通した想い。このヒアリングによって、かまどさん電気の中核価値を見つけ出し、様々なツールのコンセプトとして据えていくことになります。

想いを込めた商品名「かまどさん電気」

商品の名前には、この2社の想いを載せる必要があると考え、すでに炊飯土鍋として定評のある「かまどさん」を活かしたご提案を勧めました。長谷園の「かまどさん」に、シロカの「電気」の力を。そんな思いを込めて「かまどさん電気」という名前が生まれました。

またタグラインには、お客様がひと目でわかる中核価値を表現する必要がありました。強み・価値・らしさをヒアリングから洗い出し、導き出した中核価値は「あの伊賀焼土鍋のごはんを、おうちで毎日。」

パッケージデザイン

長谷園の世界観を活かし、パッケージをデザインいたしました。

コンセプトブック・レシピブック制作

商品への想いやこだわりをまとめたコンセプトブックの制作。また、おうちで毎日かんたんに使える土鍋というテーマのもと、30日分のレシピブックを制作しました。

販促用リーフレット制作

店頭設置ブースに置く販促用リーフレットの制作をいたしました。

販促用映像制作

店頭設置ブースに置く販促用映像の制作をいたしました。

かまどさん電気 | シロカ株式会社 https://www.siroca.co.jp/kamadosandenki/

TAGS

#プロダクト・サービス開発#プロモーション#ネーミング#キービジュアル#パッケージ#ムービー

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